近年 HSP という言葉を耳にしませんか?
HSPとは Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)の略で、感受性の強い人、敏感な人、繊細な人、という意味です。アメリカの心理学者アーロン博士が提唱した概念です。
5人に1人がHSPといわれています。8割の方から共感を得られにくく、HSPの方は生きづらさを感じる方が多いようです。
HSPの特徴 DOES
D Depth of processing 物事を深く考える
- 物事を始めるまでにいろいろ考えて、時間がかかる
- 納得いくまで考え込む
- 洞察力が優れている
O Overstimulation 刺激過多
- 人に見られながらの作業は緊張して疲れる
- 遊びに行くと楽しいけれど疲れてしまう
- なんだか常に気を張っている感じ
E Emotional reactivity 共感力が高い
- 他人の感情に左右されやすい
- 感情移入しやすい
- 他人が怒られていると自分のことのように感じ、傷つく
S Sensing the subtle 感覚の繊細さ
- 周囲の環境の変化に気づきやすい
- 五感が鋭い
- 強い光、音、におい、肌への刺激が苦手
※サイトや本によって若干異なりますが、概ねこのような意味です。
上記の4つの特徴にすべて当てはまればHSPの可能性が高いです。
自分がHSPだと思った方、「気にしすぎ」「考えすぎ」「ビビりめ」など言われ続けてつらい思いをされてきたと思います。ですが、どうか自分の繊細さを責めるのは止めましょう。繊細で傷つきやすいからこそ、人の痛みにも敏感になれるんです。それってなんだか立派な長所だと思いませんか?環境に左右されやすいですが、自分に合った環境ではきっと力を発揮できると思います。
ちなみに私も結構なHSPです。世間に合わせて生きようと思ったらとても生きづらいですよねー……。
ここまで見ていただいてありがとうございました。
おわりですー